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トップ > アトピーシグナル アトピー日記をつけよう  


>
 アトピーが爆発的に悪化する前に、実はちょっとした兆候があるのをご存じでしょうか?
 それは、アトピー日記を付けていけば、わかってくる事もあるんですよ。

 付けはじめは面倒だけど、後で読み返せば、発見がいっぱい!
 何年かたてば、懐かしい育児日記にもなっちゃいます。

 さぁ、あなたのご家庭でも、試しにやってみませんか? 





    アトピーチェックについて  


   アトピーは、全身症状だよ   アトピーシグナル   アトピー日記をつけよう                   

  あなたが、アトピーがひどくなったなぁって、心を痛めるのはどんなときでしょうか?

 湿疹?それとも、かゆみ?

 でも、アトピーについて、いろいろ見聞きしているうちに、アトピーの代名詞である『湿疹』や
『かゆみ』だけが、アトピーから起こる症状ではないんだって、わかるようになります。

 実は、湿疹は、体が我慢できなくなった体内の異物を、最終的に湿疹と言う形で、皮膚から外部へ
押し出そうとしている状態にすぎません。それ以前に、体がしんどいよ、アトピーが悪化しそう
だよと、いくつもシグナルを出している場合だってあるのです。

 つまり、湿疹やかゆみのような典型的なアトピー症状って、いきなり、ドカンと現れるのではなく、
その前に、何らかの前兆もあるものです。

 だから、努力して、早めに予兆を見つければ、悪化する前に、くい止める事だって出来るかもしれませんよ。

 そこで今回は、アトピーに関連した、お子さんの微妙なシグナルについて載せてみました。

 知っておけば、ちょっとした症状から、体調がどうなのかを知ることも出来るので、もっと上手に、アトピーを
やり過ごすことが出来るようになるかもしれません。

 もちろん、アトピーについての知識があまりないのに、自己判断に偏るのは問題なので、どうぞ
お医者さんにもちゃんと診てもらってくださいね。

 ただ、お医者さんは薬で症状を静めてくれる専門家なので、あなたのご家庭が、どんな生活を送っている
のかを、具体的に詳しく把握することが出来にくいお医者さんの立場では、アトピー悪化の原因を突きとめる
のを期待するのは、なかなか難しい
のです。

 でも、いくら薬で治療しても、アレルゲンをそのままにしておくと、なかなか良くはなれない

 そこで、一緒に生活しているご家族の出番です。アトピーの原因は、空気環境や食べ物のような、生活の中にも
あるから、生活の中でアトピーの原因探しをしてあげるのは、必要な事じゃないかしら。

 特に、お世話をしながら、普段のお子さんの体調をよく観察できる、ママの役割は大きいですよ。

 ささいなシグナルを見つけて、早めに手を打てば、それ以上の悪化を防ぐ事も可能ですし、食べた物や行動を、
簡単にメモしておけば、アレルゲンを見つけ出し、取り除いてあげるヒントにもつながりますよ。

 よく観察し、メモを取る習慣から、アトピーを良くしていくことは、身近で育てているママだから
こそ出来る、アトピー改善のための確実な近道だと思います。


       アトピーは、全身症状だよ 

 アトピー初心者の頃は、湿疹やかゆみをどうやったら減らせるか、どんな薬を塗って治そうか
と言うことで頭がいっぱいでした。出なくなれば、それでいい。そう考えて、ひたすら いい薬を探し
続けたのです。

 ところが、治ったと思っても、また出てくる湿疹に頭を抱え、薬を塗るだけでは、表面を取り繕っ
ているだけで、基本的解決にはならないんだなと、感じ始めたら、アトピーを別の視点から
とらえる事が出来るようになりました。

 つまり、アトピーって、皮膚の問題だけでなく、体の内側も傷ついている状態なんだって言うこと。
アトピーは、全身で異常を訴えている病気
だと言うことです。

 アレルギー関係の本だけでなく、健康に関係した いろんなジャンルの本を、片っ端から読んで
調べていくうちに、人間の体って、とてもよく作られているなぁと感心した話があるのでご紹介しますね。

 まずは、頭の中に、口や鼻から、肛門までつながった、一本のホースを想像してみてください。

 人間の体は複雑に入り組んでいるけれど、食べ物や飲み物が、体の中を通る道筋は、至って
シンプル。口から入って、胃や腸を経て、肛門へと、太い管の中を、一直線に進んでいくだけのこと
だったのです。

 実は、意外なことに、私たちがおいしいと感じる食べ物も含めて、体内に外部から入ってくる気体(空気など)も
液体(飲み物)も固体(食べ物など)も、全て、体にとって基本的には異物
なんですって。

 それらの中から、必要な物だけを選び出し、複雑で高度な体の仕組みによって、それを体に
合う、有効な物質に変換し、ここで初めて、体内に取り込まれて、血や肉となっていくのだそうです。

 ですから、このホースの中と外は、きわめて厳密に隔てられていますし、ホースの外側に、飲食
物から栄養を取り込むときは、ごく慎重に、分別しながら行われているそうです。

 にもかかわらず、内蔵の機能が未熟な乳幼児は、うまく分別できずに、異物まで取り込んでしまう
場合が多いので、これが、乳幼児期に、アトピーが多くなる一因だと言われています。

 また、このホースそのものが、他の人より異物に過敏な場合は、この中を、肛門に向かって食べ物や
飲み物が通っていくだけで、ホースの内側が、腫れ上がったり、赤くただれたりする炎症を起こして
しまいます。

 わかりやすいのが、のどの内側が腫れた状態。食べたり、空気と一緒に吸い込んだものが、体に合わ
なければ、のどが炎症を起こして腫れ、空気の通り道がふさがって、咳が出たり、息が苦しくなったり
しますし、症状が重い場合は、呼吸困難さえ起こしてしまいます。

 アトピーは、皮膚が異常を起こしているだけでなく、目に見えない体の内側も、異常を起こし、
苦しんでいる状態なんだと気づくと、今まで皮膚にしか目が向いていなかった観察眼を、他の部分
にも向けていくのが、大切なこと何だなぁってよくわかります。

 アトピーの異変は、体の中と外の両方で起こっており、全身で症状を訴えているんだとわかれば、
別の視点で、アトピーをとらえることが出来るのです。


  アトピーシグナルについて  


                 

 例えば、アトピーっ子達のトラブルが、多い場所というのが、実はあるのです。

 それが、鼻、耳、目、口、性器、肛門、手足の柔らかい部分など。なぜでしょうか?

 先に書いたこととも関係しているのですが、外の世界に向かって開かれ、異物を含む
(花粉なども)外気との窓口になっていたり、食べ物や衣類などに直接ふれて、異物や
雑菌と接触してしまう器官や手足などには、どうしてもアトピー系のトラブルが増えるのです。

 また、行き場のない体内の異物を、皮膚へ押し出す作用が湿疹なので、手なら、固い指の先より、
柔らかな指の間の、「また」部分の方へ、足なら、足裏より、ひざの裏へと、たいていの湿疹は出
やすくなるわけです。

 そこで、異常が起こっているかもしれない可能性が高い、これらの場所を、いつも気に
かけておく事が、ささいな症状の状態のうちに、いち早く発見して、治療したり、悪化をくい止め
てしまうための一番のポイントになりますよ。

 また、赤ちゃんの場合は、言葉がまだうまく使いこなせないので、泣く様子から、どんな異常が
起こっているのかを、いろいろ判断してあげなくてはいけません。

 これについても、少しポイントを書いておきますね。



  具体的には、こんなシグナル  


 アトピーは、体全体で起こっている異常でもあるわけすから、湿疹以外にも、アトピーと関係
があると思われる症状が、いろいろ現れます。

 ここからは、これも もしかしたらアトピーと関係があるかもしれないよ、というちょっとしたシグナル
や、いつ、どこで、それらが出やすいかについて書いてみますので、気になるサインを見つけたら、
アレルゲンが見つかるきっかけになるかもしれないので、日誌やメモに残しておくといいですよ。

 

    鼻・耳・目


 まずは、。何度も鼻血が出る。しょっしゅう、鼻タレる。ありますよねぇ、これ。

 鼻血が続くのは、もしかしたらアレルギーを刺激する原因が何かあるのかもしれませんし、鼻がタレる
のも、カゼとは限りません。

 「衣替えをした」「家具を移動させた」「少し大がかりな掃除をした」「押入のような、ほこりっぽい場所
で遊んでいた」など、ほこりやダニを、たくさん吸い込みやすい、こんな行為に、思い当たることはありま
せんか?

 ほこりやダニなどの、鼻から吸い込むアレルゲン刺激に弱い子は、この程度の刺激で、よく鼻タレていますし、
新築に引っ越してから、鼻水が続く場合や、新しく買った家具を置いた頃から鼻血がでる、新しいおもちゃ
で遊んでいて、鼻がタレてくるなど、新品の商品に関係して異変が起こる場合は、それらから揮発する
化学物質に反応しているのかもしれません。

 また、親が花粉症で、同じ時期に、やはり鼻水や鼻血が増えてくるのなら、幼くても、花粉に反応してい
る場合もありますよ。

 普段お世話をしているママが、これらに敏感だと、ご自身がアレルゲンに気づいて、取り除いてあげる
ことが出来るのですが、全くアレルギーと縁がないママの場合は、自分では自覚症状が全く感じられない
ので、そのつもりで観察していないと、これらが大変わかりにくいのです。

 お子さんに鼻血や鼻水が続くなどのサインがあれば、あれ?この子は、アレルギー性の鼻炎を起こしている
のかもしれないと、一応、疑ってみましょうね。

 でないと、カゼだと思いこんで、ずっと市販の風邪薬を飲まされ続けるハメになってしまう場合もあり、かわ
いそうです。

 また、カゼでもないのに、咳やくしゃみが、続けて急に出る時も気にかけてあげてください。ほこりなどを吸い
込んで、体が異変を感じているサインかもしれないし、食べているときに、これが始まったら、体に合わない
食べ物に、拒否反を起こしている場合もあるのです。

 そして、ちょっと話は ずれますが、大人の鼻毛がよく伸びるのは、ほこりっぽかったり、空気自体が汚れて
いたりして、その人にとっての、吸入性のアレルゲンが多い地域に住んでいる可能性があるのです。

 引っ越してからは、パパやママの鼻毛がよく伸びる・・・なんてありませんか?思い当たる節があるようなら、
空気清浄機のような商品でせめて室内の異物だけでも、少しずつ取り除きながら、上手に換気もして、室内の
空気環境を整えてみてください。



 次に。耳の下が切れる、ジクジクするというのは、みなさんもご存じの典型的なアトピーっ子の症状です。

 他の所に湿疹がなくても、耳に異変が出ていたら、体調は下り坂。アトピー症状が悪化する前触れかも
しれないから要注意かも。

 こんな時は、耳に軟膏を塗って、「はい、これでおしまい!」にせず、いつもより少し手をかけて調理し、
野菜たっぷりの食べ物で体の調子を整えてあげる、お掃除に力を入れる、あるいは、睡眠時間をたっぷり
取らせて、体を休めさせるなどの工夫をして、
アトピーっ子の体をいたわる暮らしを、しばらく意識して心が
け、体が楽になる工夫をすることで、それ以上の悪化をくい止め、静めてあげることだってできますよ。

 また、ちょっとの風邪がもとで、しょっちゅう、中耳炎を起こしてしまうタイプの子もいます。これも、アトピー
っ子には多いんですよ。なかなか治らなくて、薬の投与が長引き、気に病んでいるママも多いのでは
ないでしょうか?

 これも、もしかしたら、アレルギーから、耳管(要するに、先に書いた体内のホースの一つなのですが)が
腫れやすくなり、よくトラブルを起こしているのかもしれませんよ。アトピーとは関係ないなんて思わずに、
どんな時期に起こりやすいか、よく観察してみましょう。また、体に合う食べ物を食べさせてあげることで
炎症を起こしにくくなり、改善する場合もあると思いますよ。

 そして、風邪の症状が重い時には、はじめから小児科より、耳鼻科のお世話になっておくのも、一つの手です。
悪化させる前から、耳もついでに見てもらえるので、早めの治療が可能になり、早く治せます。

 もう一つ耳に関して知っておいて欲しいのは、かゆみです。この後ご紹介する目もそうなのですが、これらの
場所は、特に、かゆみが出やすい場所です。

 お子さんが、耳のあたりを、しきりといじる様子はないですか。耳やその内側は、柔らかくて、繊細な
部分なので、かゆい部分を、子供が加減せずに、強くこすることで、傷を付け、炎症を起こしてしまう事も
あり、要注意
です。

 赤ちゃんはもちろんのこと、幼児の大半も、ちゃんと「かゆい。」と言う言葉で不快感を伝えてくれる子の方
が少ない
ので、そんな様子がひんぱんにあるのなら、湿疹のように、目で見て、明らかな異常を見つけられ
なくても、アレルギー性のかゆみの症状が、目や耳に来ているのかもしれないと、ちょっと疑って、よく観察し、
耳鼻科や眼科で、早めに治療をしてもらいましょうね。


 も、アトピー症状と深く関係している器官です。目が赤く充血している日が続くようなら、アレルギー性の
結膜炎かもしれませんし、かゆみも出やすい所なので、たびたびこすっているようなら、一度眼科でみてもらう
といいですよ。

 耳と同様に、敏感な場所である目は、かゆいときに、思いっきりこすり続けたり、たたいたりすることで、
白内障や網膜剥離が起こりやすくなり、これがとても心配です。

 おまけに、目の周りは皮膚の中でも、柔らかくて敏感な場所です。こすることで皮膚が荒れても、強い
軟膏が使えないので、とても治りにくくなりますから、とにかく、こすって皮膚を荒らさないことが、一番の
予防法です。

 また、素人考えで、手元にある薬を、適当に塗っては絶対ダメですよ。アトピーを診てもらう医師に、必ず
相談してくださいね。目や、目のかゆみには、早めに気づいてあげて、できるだけ早く、治してあげましょう。

 「治らないから、かゆくてついかく→皮膚が荒れる→よけいかゆくなる→かくなとしかる→しかられてつら
いから、またかゆくなる→治らないから、かゆくてついかく」の悪循環が始まると、目のまわりがすっかり
荒れてしまいます。

 目のかゆみも、アレルゲンになっている物を取り除いたり、減らすことで軽くすることが出来ます。どんな
時期に(何月頃)かゆくなるのか、食べ物と関係があるのか、どんなことをした後に かゆくなったのかなどを
よく観察してみてくださいね。

 普段から、お世話をしながら、さりげなくアトピーチェックをしておけば、目や耳・鼻の様子は、比較的よく
わかります。上に上げたようなポイントにも注意しながら、お子さんの様子を気にかけてあげてください。

 悪化してから医師にかかれば、治療も長引いて、薬をたくさん使うはめになりますが、早めに気が付いて
適切な処置をとれば、症状が出ても、軽く済ませることが出来ますよ。


    

 子供が酸っぱい物や堅いものを食べたがらない、あるいは、いつもより妙に食欲がないという場合、
もしかしたら、口内炎が原因なのかもしれません。くちびるをめくって、上下の歯に近い部分や、ほほの
内側を、よく見てあげてください。5ミリ以内の白っぽい、小さなクレーターが出来ていませんか?

 口内炎もアトピーシグナルの一つです。生活が不規則になっていたり、暴飲暴食をして、内臓に負担
をかけたり、消化の悪い油っぽい食べ物などで、胃や腸に負担がかかると、てきめんに、症状が
現れます。こんな時は、アトピーの状態が、下り坂になっていくサインでもありますよ。

 口内炎を軟膏などで治療してあげると共に、ビタミン類が多くて、しかも消化の良い献立が続くよう、
まずは料理に工夫を凝らしてあげることで、子供たちの体調を整え、それ以上の悪化がないよう予防
してあげましょう。内臓の機能が弱っていると、アレルゲンも取り込まれやすくなるから、要注意です。

 また、口のまわりは、食べ物という異物が直接接触する場所なので、よくじんましんやかぶれを
起こします。

 とてもかゆいときや、痛みがあるときには、泣いて不調を訴えてくれますが、そんな時ばかりでは
ないのです。本人が夢中になって食べていても、食後にふと顔を見たら、唇とその回りが、
赤くなっていたり、プクッとふくれたり、じんましんが出ている事も、結構ありましたよ。

 ですから、はじめて食べる物や、アレルギーに関係のありそうな食べ物を食べさせているときは、
食事中や食後に、口元をちょっと見てあげて
くださいね。

 また、しょうゆ味のように、塩分がある汁物や煮物、魚貝類のゆで汁、果汁などが、口のまわりに
付いたままになると、かゆみやかぶれの一因になりやすいので、これも気をつけて。
                    
 すぐには、赤くなっていなくても、後からかぶれる事がありますから、口元が食べかすで汚れていたら
出来るだけふき取らずに、洗面所などで、洗い流してあげましょう。

 また、ふき取る場合も、薬剤が入ったウエットティッシュなどは避け、濡らしたガーゼハンカチなどを利用
して下さいね。
 
 口のまわりがはれるのは、食事中や食後に多いのですが、食事の時に、ノドがかゆいとか、変だ
と訴える場合もあるので、子供が言う、何げない一言も重要
です。聞き漏らさないであげてください。

 ノドの異常は、アレルギー症状で気管にかゆみが出たり、はれている場合なのかもしれないから、
要注意なのです。

 気管が激しくはれると、空気の通り道が狭くなり、ヒーヒー変な音がしたり、咳が出る場合もありますよ。

 万一、異常が起こっても、ちょっとじんましんが口のまわりに出た程度で、子供が平気な顔をしている
ようなら、様子を見ているうちに、30〜1時間くらいで症状も引き、その後も何ともなかったと言うことが
多いのでしょうが、ぐったりしたり、息が苦しそうな様子があるなら、至急病院へ!

 口元の異変は、ちょっと気にしてあげることで簡単に見つけることが出来ます。

 症状に気づいたときには、きっと、ギョッ!とされるでしょうが、食べている最中や、食事直後に、口の
まわりがはれているとか、咳き込んだり、吐いたりと言った、のどの異常が起こったら
、確実に、その
食べ物の中にアレルゲンが含まれているわけですから、その子のアトピーの原因の一つを発見できる
チャンスでもあります。

犯人は、絶対これ!という素材が確信できれば、しばらくは、そのアレルゲンを意識的に遠ざけておく
ことができるから、ある意味では、ラッキーかもしれませんよ。

 もしも、その中のどれだかわからない場合も、飲んだり食べた物を全て、しっかりメモしておくと、後で
アレルゲンがわかるヒントになります。


    便秘・下痢・腹痛

  便もまた、アトピーっ子の体調の善し悪しを示してくれる、大きなヒントになりますよ。

 赤ちゃんから、二歳ぐらいまでの間は、子供のうんちを見る機会も多いと思います。
うわー、汚い!で目を背けずに、ぜひどんな便であったかを、ぜひ見てあげてね。

 まずは色。いいうんちは、黄色〜黄土色。体内に食べ物として入って、効率よく消化吸収
され、さっさと排出してしまえば、こんなきれいな色のうんちになります。

 アトピーっ子との相性がいい、野菜や海草、乾物などの食物繊維が多い食品を食べさ
せ、肉や魚などのタンパク質も、体と合ったものを食べさせてあげることが出来れば、
ほどほどの固さで、こんな色の便が出やすい
と思います。

 ところが、腸の中に、うんちがとどまっている状態が続けば、うんちの色はこげ茶に
なり、長くとどまるほどに、よけい出にくくなって、しまいには、毎日は出ないと言う悪循環
に陥ってしまいます。

 幼くて、たくさん食べないから出ないなんて思わないでくださいね。2歳頃になると、うちの子
は、大人と変わらないサイズの、いや、便秘気味な大人のうんちを、はるかに凌駕する、まことに
立派なうんちを、既に出していましたよ。

  いいうんちが出る秘密は、腸内環境の善し悪しによっても決まります。体に合った
食べ物で、腸内の善玉菌をしっかり増やしてあげれば、うんちもたくさん、スムーズに
出ますし、逆に、うんちが出にくく、臭いもキツければ、腸内環境は相当悪化しています。

 荒れた腸壁では、アレルゲンをブロックする機能も低下してしまうから、アトピーに
マイナスですし、便が長く出ない状態が続けば、本来なら早く排出しなければいけない、
アトピーを刺激する物質が、いつまでも体内にとどまってしまい、皮膚から湿疹という形
で吹き出したりもします。


 たかが便秘と思わずに、普段の食べさせ方を工夫してみてくださいね。

 逆に下痢や軟便も気になります。

 幼い子は、ちょっと油っぽい献立や、刺激物、甘い物や冷たい物の食べ過ぎ、体に合わない食べ物
などで、てきめん便もゆるくなってきますので、下痢がないかどうかもチェックしてみてください。

 下痢や軟便は、食べてからすぐ起こる反応ばかりではありませんから、何に反応した結果なのか
アレルゲンを特定するのは、少し難しいのですが、症状が起きたら、念のために、少し前に食べた物や
行動などを、メモしておくことです。

 何かを食べたら、いつも便がゆるくなると言う、因果関係が見つかれば、その何かが、体に負担をかけ
ている原因でもあるので、アトピーでしんどいときには、避けておくのが賢明です。

  栄養をつけなくちゃ、大きくなれないかもしれないと心配になって、つい脂肪の多い食べ物、カロリーの
高い食べ物を与えたくなる事もあるでしょうが、幼い子供の体に合う食べ物と、大人が考える、栄養がある
食べ物とは、一緒ではありません。

 大きくなぁれと、一生懸命作って食べさせても、食べる事で、便秘気味になったり、下痢気味になったら
それは、子供の体に負担をかけている状なのです。

 逆に、アトピーっ子の体にあった食べ物を食べさせてあげれば、いつも快便です。便秘なら、湿疹のもとを、
体内にため込んでいる状態で、下痢ぎみなら、体に合わないか、消化が悪いなど、体に負担をかける
ものを、無理やり押し出している状態です。
どちらも子供にとっては、不快なサインだったのです。

 便の様子も、しっかり観察してみましょう。

 体に合った食べ方についてこんな四コマもUPしています。


 また、腹痛は、食べ物との関係で引き起こされることも多いのです。

 まず、食べた物がアレルゲンで、体に合わない場合があります。他にも、消化が悪い食べ物の場合は、少しなら
大丈夫だけど食べ過ぎると内臓の働きが弱いアトピーっ子は消化出来なくなって痛くなってしまう場合もあります。

 寒い時期なら、冷たい食べ物によって、腹痛を引き起こす場合もありますよ。

 全てをアレルゲンと決めつける必要はないでしょうが、それが引き金になって、結果としてアトピーが悪化して
しまうこともあるかもしれません。

 ですから、腹痛が起きたことも、一応チェックしてみるべきだと私は思います。

 幼稚園や保育園で、おやつや学校給食を普通に食べている場合でも、寒くなると腹痛が多くなるようなら、
冬の間だけ、体を冷やす、冷たい牛乳を止めてもらうことで、アトピーも調子が良くなる場合があります。

 幼稚園や学校から帰って、きょうはお腹が痛くなったと子供が言った場合は、少しその時の状況を詳しく
聞いたり、先生にお尋ねして、何が原因であったかを知る努力をしてみて下さいね。
 

    お尻・性器・肛門



 アトピーっ子のおむつのお尻は、よくかぶれます。肌が弱いから、おしっこやちょっ
としたおむつの蒸れが、刺激になってしまうのです。

 普通の赤ちゃんと同じ感覚でおむつを取り替えたり、外出先でまぁいいかと、いつも
より長くそのままにしておくと、夏場は特に、あっという間にかぶれてしまいますから
気をつけてね。

 おむつ交換の時に、いつもより皮膚が少し赤くなっていたら、それがかぶれの初期サインです。
そんな時には、お尻だけでいいですから、洗面器にくんだぬるま湯につけて、手でなで洗いし、
さっとおしっこなどの刺激を洗い流してあげましょう。

 男の子なら、チンチンとタマタマの間に、汚れやおしっこがたまると、時に赤くなって
痛がります。ここにも、ちゃんと手を差し込んで、洗い流してあげてくださいね。

 女の子の赤ちゃんも、ムチムチした またのお肉に、性器が埋もれて、しっかりアカや
ゴミカスがたまります。

 よく洗えていなかったり、おむつで蒸れたりして、赤くなるなどのトラブルを起こしているのを、軽く
考えて、そのままにしておくと、性器に、カンジダなどのカビが繁殖して、痛みやかゆみが強く
出ますから、おむつを交換するたびに、よく観察しておきましょう。

 ちなみに、カンジダは、アトピー用の軟膏では治りません。また、薬に敏感な箇所ですから、かぶれ
た時に、手元にある薬を、適当に塗って治そうとしちゃダメですよ。

 性器が赤くただれてしまったら、お医者さんにまずかかり、ちゃんと薬を出していた
だきましょうね。

 また、成長してアトピーが良くなった後も、皮膚が他の人より弱い状態ですから、授業で座り続ける
ことや、通学の自転車で、お尻がかぶれたりする事はありますし、女の子は特に おりものやナプキンで
もかぶれたり、時には、カンジダの繁殖を起こして、とても かゆくてつらい思いをする事があります。

 だから、お尻や性器の周辺で、かゆみが起こった時に、恥ずかしがらずに話せるフランクな家庭環境を、
幼児期から築いておくのも、とても大切な事だと思います。

 また、お尻がかゆいなどの表現で、かゆみを訴える子がいます。

 本当にお尻がかゆいだけの場合もあるのですが、そんなことが、頻繁にあるようなら、念のために、
お尻の割れ目を、少し大きめに広げて、肛門の少し内側を見てあげて下さい。すると、腸の内部が、
少し赤くなっている事がありますよ。

 ここも、なかなかに、かゆいようです。場合によっては、敏感な部分専用の塗り薬をつけて、ケアして
あげないと、かゆみは止まりません。

 性器や肛門は、柔らかで敏感な皮膚ですから、薬もいつもの物とは違いますし、ほって
おいてかきむしると、皮膚が弱いだけに、なかなか治りません。こんな所もアトピーでかゆ
くなるんだなぁと知っておき、気づいたら早めに医者に診てもらってくださいね。


    


 幼稚園に入る頃ぐらいから、症状がひどくなる子が増えるのが手です。小学生になって、顔の湿疹が引き、
見た目には、アトピーとはわからなくなっても、手のかゆみだけがひどくて、皮が年中むけている子もいます。

 皮膚が乾燥する冬は、特に悲惨です。しもやけになったり、あかぎれもしょっちゅう。指の先が
パックリ切れたようになると、水がしみて、とてもつらい思いをさせます。

 そこで、ひどく荒らしてからケアするよりも、お子さんの手を、時々見てあげる習慣を持ちましょう。保湿ク
リームなどで、きちんと保護してあげれば、ある程度、冬の手の荒れは防げますよ。

 また、集団生活では、薬用石けんのような刺激が強い石けんが使われることが多いので、これで手荒れ
を起こしている可能性もあります。洗いすぎて皮膚が悪化しているようなら、通常の石けんを使わせてもらう
よう、先生にお話ししてみてね。こちらにも書きました。

 授業で使用した、薬剤や、絵の具・粘土のような画材、あるいは、掃除のワツクスがダメな子もいるし、鉄棒
や砂場に含まれる金属がダメな子もいます。

毎日、手を見てあげるようにすれば、いつもより悪化しているのに、早めに気づくことが出来ますよ。

 いろんな刺激物と接する手ですから、原因を突き止めるのは難しいでしょうが、生活の中で接触した刺激から
悪化していくことは多いので、一体何が原因なのかを知るために、前日や、その前の日あたりで、いつもと違う
ことは何かなかったかを、お子さんや先生から、話しを聞き、アレルゲンの目星をつけるための、努力はしてみ
ましょう。

 また、いつもツメを短く切ることで、かきむしりによる皮膚の傷を防ぐことが出来ますので、これにも、心がけ
てあげてね。


    赤ちゃんは


 一般的には、赤ちゃんが泣き出せば、母乳(ミルク)とおむつをまず快適にしてあげ、顔が赤ければ
背中に手を入れて汗を確かめ、着せすぎて暑くないかと、一枚脱がせて体温調節をすれば、そこそこ
泣き声も治まってしまいます。

 それでも泣いていれば、「この子はカンの虫が強い子なんだ。」とあきらめて、だっこしたり、母乳で
気持ちを落ち着かせたりすればいいだけ(←ウソです。本当はもっと大変ですよね。)のことなのですが、
アトピー気味の赤ちゃんはそうはいきません。

 母乳とおむつのケアで泣きやまなければ、かゆみかな?とも疑ってみてください。また、湿疹や、咳を
する、鼻水を出す、下痢をするというシグナルで、体の異変を訴えている場合もありますよ。


    皮膚をチェック

 赤ちゃんが、かゆそうなそぶりをしたり、痛くて泣くと言う事態は、その気になって観察していると、
案外、よく起こっているものです。

 まずは、目新しい湿疹や、肌の赤味は出ていないか、体全体をチェックしてみてね。

 トラブルが多いのは、おむつのお尻や性器のまわり、汗がたまる背中などですが、衣類に隠れた、
お腹部分を開いてみたら、発疹が出ていたと言うこともありますよ。

 皮膚が弱いので、ちょっとした衣服の縫い目や、新しく着せた衣類(もちろん、一度先に洗ってから
着せてくださいね。)の、ちょっとした固さ加減や、お布団のしわなどが刺激に
なって、あっさり赤くなっ
てしまうこともあります。衣類がこすれる、脇や首、背中などが、赤くなっていないかも確認してみましょう。

 食後なら、衣類で覆われて見えないところに、じんましんが出ていることもあります。念のために調べて
みましょうね。また、口やほっぺたに、煮汁などがついたまま残って、ヒリヒリすることもあるから、口の
まわりの様子も、赤くなっていないか見てあげましょう。

 泣いている原因は、湿疹やかゆみかもしれないと疑って、念のために体全体をチェックするだけで、
不快な状態を取り除いて、楽にしてあげることが出来ますよ。


    母乳や離乳食をチェック

 また、食後にミルクを吐く。食後に泣き出して、なかなか泣きやまない、下痢気味である・・・などのサインも
気になります。

 幼い赤ちゃんほど、基本的には、長い眠りを必要としています。

 にも関わらす゛、お腹がいっぱいになって、スヤスヤ寝たと思ったのに、なぜかすぐ起きて泣き始める事が
続く場合は、もしかしたら、自分の体に合わない成分が含まれた、母乳やミルクが刺激になって、食後しばら
くして、身体の内部で異常が起こり、かゆかったり痛かったりしているのかもしれません。


 食後に、上に書いたような湿疹や、吐乳、ひどい泣き出しがあれば、授乳の少し前に、ママが食べた物や、
離乳食やおやつで何を食べさせたかを思い出しながら、メモを取っておきます。

 たばこや、コーヒーのような、幼い子にとって刺激のある嗜好品をママが取る場合も、ぜひメモを。


    空気環境をチェック

 お出かけしたら、夜に調子が悪くなった。衣替えの頃に悪化した。・・・と言うことも、よくあることです。

 人混みや工場の倉庫のような、ほこりが舞い上がりやすい場所に長くいた場合や、新築直後で、薬品臭
が強い建物に長くいた場合、猫のような毛の長いペットを、室内飼いしている、あるいは、たばこ臭が強い
お宅へおじゃました場合などに、咳や鼻水で、シグナルを出す子もいますから、空気環境についても、気に
かけてあげてね。


    アトピーっ子の赤ちゃんは、お世話が難しい

 赤ちゃんは泣くことしかできませんので、いつもよりぐずっているときは、風邪などの病気のはじまり
である場合もよくあります。

 アトピーから来る不調なのか、それとも単なるカンの強い子なのか、それとも病気か?それさえよく
わからないまま育てなくてはいけませんから、はじめてのお子さんがアトピー気味だと、育児はとても
大変です。

 それらのシグナルを、どこで見分けるのかと言われても、子育ては、勘と経験が、かなり物を言いますので、
我が子の様子を、ひたすら観察していく中で、ママが少しずつ、コツをつかんでいくしかないのです。

 私は、はじめての子育ての時に、泣きやまないわが子を、「カンの強い子」を産んで不幸だなと嘆きつつ、
腰が抜けそうになるほど抱き続けて、何とか寝かしつけようとしていました。

 あの時、「かゆいのかもしれないから、赤くなっている部分にかゆみ止めを付けてあげよう」、「汗を
かいたところが、皮膚の刺激になっているのかもしれない。一度お尻を洗ってみようか」、「じんましん
は出ていないか確かめてみよう」、などと、赤ちゃんの泣き声を、アトピーに関係するサインかも?と
受け止め、ちゃんとケアできる知識を持っていれば、もっと楽に子育てできた
だろうと思います。

 赤ちゃんの言葉は、泣き声ただ一つですが、よく気をつければ少しずつ泣き方も違っています。
きっと、今 読んでいただいたことを、知識として頭の隅に置いておいてもらえば、泣き声を聞き分ける
ためのお役に立てると思いますよ。
 
 ただし、一度にいろんな事に気をつけるのは、はっきり言って無理です。出来なくて当たり
前です。がんばっても出来なくて、私はダメな母親だ・・・なんて思わないでくださいね。


 ぜひ、後半でご紹介するアトピー日記を使いながら、無理のない範囲で、観察した様子や日常生活を
メモする習慣をつけ、少しずつ観察上手になって下さいね。


    アトピーシグナルは、病状が悪化する前に予防するための第一歩


 乳幼児は、きちんと言葉で不快感を表現できないし、そもそも自分がアトピーだという、病人の自覚もない
から、シグナルがでている事を、教えてはくれません。ですから、これらのシグナルの発見は、主に親の
観察力一つに かかっています。

 たとえ湿疹は出ていなくても、シグナルがあれば、アトピー予報は下り坂。アレルゲンの刺激を受けて、
体調を崩しかけているのかもしれませんよ。

 ドカンと湿疹が吹き出し、あわてて治療するのでは、ちよっと遅すぎます。

 ちょっとしたシグナルを見逃さず、アトピー症状が悪化する前に先回りして、料理を工夫したり、お掃除に
力を入れたり、あるいは、睡眠時間をたっぷり取らせて、体を休めさせるなどの工夫をしてみませんか。

 アトピーっ子の体をいたわる暮らし方で、アレルゲンを遠ざけてあげれば、症状も軽くなることがあります
から、普段から良く子供の様子を観察しておきましょうね。


>>アトピー日記をつけよう  



         


 
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