オリーブオイルや、馬油の使用例をご紹介します。どちらも安全性が高く、紫外線を浴びる部位に使用することが出来る保湿剤ですが、油との相性もありますので、幼いお子さんに使うときは、いきなり大量に使用せず、目立たない部分で試し、使用後に赤くなっていないかに注意をしばらく払ってみてください。
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●オリーブオイルの使い方 ●薬を塗るのが嫌いなママへ
・お子さんに
質の良い化粧用のオリーブオイルは、日焼けの刺激から肌を守る効果も期待できますので、日焼け止めが使いにくい、肌の弱いお子さんの顔や手足、首筋などに使ってみてください。また、冬場は、保湿用にどうぞ。
ワンプッシュで手の平に取ったら、両手を重ねて包み、まずは少し体温であたためます。これを、手の平全体に薄く伸ばしてから、手の平を、お子さんの患部に軽く押さえつけるようにのせて、少しずつ場所をずらして、優しく肌にのせていきます。
学校へ行く前などに、あわてて使うと、しばらくてかりますので、その時は、軽くティッシュで押さえてください。
お風呂上がりすぐに使用すると、よりしっかり吸収されるので、ティッシュを使わなくても良くなじみます。
ワセリンもそうですが、保湿剤は厚塗りしたからよく効くと言うことではありません。薄く、優しく塗ってあげて下さい。
唇の荒れに
寝る前や朝など、くちびるに薄くつけて、リップクリーム代わりに。
また、食用と化粧用とでは別の物ですので、間違っても食用の油を利用しないでくださいね。
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・大人に
大人が使う場合は、こんな箇所にも活用できますよ。
風呂上がりのお肌のベースに
お風呂上がりに水分をふいてから、ワンプッシュで手の平に取ったら、両手を重ねて包み、まずは少し体温であたためます。これを、手の平全体に薄く伸ばしてから、手の平を顔に、軽く押さえつけるようにのせて、少しずつ場所をずらして、優しく肌にのせていきます。最後に、乾燥しやすい目と口元を中心に、両手で20秒ほど押さえるようにして、温パックします。
この後で、化粧水や乳液など、通常のコースでお肌を整えます。
ヘアトリートメントに
髪がハサ付いているなと思ったら、手で薄く伸ばしたオリーブオイルを毛先にまんべんなく付けます。また、夏場は、紫外線による髪のダメージを減らすために、髪全体に薄くつけます。スタイリング剤として、広がる髪を落ち着かせたいときにもどうぞ。ただし、付けすぎると、髪質によっては、ベタッとなりますので気をつけて。
また、頭の地肌に付けて、マッサージし、ヘアキャップで覆ったあと、シャンプーするという使い方もあります。
唇の荒れに
くちびるに薄くつけてリップクリーム代わりに。ラップでくちびるを覆って10分ほどパツクすると、より効果的です。
化粧落としに
たっぷりめの量を手に取り、全体に優しく塗ったら、らせんを描くようにマッサージしながらメークを浮き上がらせます。その後でティッシュで優しく押さえ、洗顔料で洗い流します。また、アイメイクや口紅落としにも使用できます。
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●馬油の使い方
口の中に入っても毒にならないから、赤ちゃんにも安心して使えるのが、馬油の良いところです。
我が家では、もっぱら保湿に使っています。
くちびるに付けて、リップクリーム代わりに使ったり、カサカサが気になる部分に、薄く塗ります。
オリーブオイルと同様に、紫外線を浴びる部分にも使用できますので、顔、手足や首筋の保湿にもどうぞ。
また、液体の馬油の場合は、上のオリーブオイルのように、手の平でよく伸ばして、覆うようにして押さえながら付けていきます。
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