乾物・保存食で人気がある商品 |
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●乾燥豆の使い方
豆を煮るときのおすすめは、メルマガの1月号でも詳しくご紹介した保温調理鍋です。鍋が煮汁のこびりつきで汚れないから、後かたづけが楽ですよ。
また、圧力鍋と煮方が一番違うのは、豆を事前に浸して置かなくていいことです。いきなり煮立てて、後は置いておくだけの簡単豆調理を、ぜひマスターしてね。
もちろん、圧力鍋でも手軽に作れますよ。その場合は、2、3時間から一晩、豆を水につける必要があるのですが、煮るときは、短時間で仕上がるのが、一番嬉しいメリットです。
通常のお鍋でも煮豆は作れますが、こちらは、よく吸水させたあと、さらに長時間かけて、柔らかくなるまで、差し水をしながら、ことこと煮込んでいきますので、目
を離すと焦げ付いちゃったりも・・・!ちょっと幼い子を抱えては、大変な作業だと思います。
そんなわけで、乾燥豆は、保温調理鍋か圧力鍋で作るのが便利!今回は、保温調理鍋を使ったやり方をご紹介しますね。圧力鍋も、付属のパンフレットなどに、たくさん豆の調理方が載
っていますから、それらを見ながら、ぜひ作ってみてくださいね。
●大豆・黒豆 水洗いしたら、豆1Cに、水3Cの水を加えて 火にかけ、1、2分沸騰させたら、保温器へ。 柔らかくなるまで、半日(一晩)ほど、その
まま置いておきます。
●大正金時豆、ウズラ豆、ひよこ豆、白花豆などの、大きいサイズの豆類
水洗いしたら、ひたひたより少し多めの水を加えて火にかけ、、2分沸騰させたら、 ざるの上に移
して、いったん湯を捨て、再び体積の2倍 〜2・5倍 の水を加え、やはり数分沸騰させてから、保温器へ。
大きい豆ほど、多めの水加減にし、煮る時間も長めに。
柔らかくなるまで、二、三時間程度置きます。
(一度、煮た水を捨てることで、アクをのぞきます。そのまま煮てしまうと、豆が少し苦くなりますので気をつけてください。)
●小豆・緑豆
・豆を水洗いし、保温調理鍋に入れ、ひたひたより少し多い程度の水を入れて煮立てる。
・2分ほど沸騰させたら、ざるの上に移
して、一度湯を捨てる。(あく抜きのため)
・再び、豆を保温調理器に入れ、豆の体積の、2倍
程度の水を加えて、火にかける。 (豆 1Cに対し、2Cの水と言うことです。)
・2分ほど沸騰させたら、保温器に戻し、1〜2時間程度置き、柔らかくなったのを確認してから砂糖と塩で味付けします。早く調味料を入れると、柔らかくならないこともあるので気をつけて!
・再沸騰させて、味を確かめ、お好みで塩・砂糖を増減してください。 戻る
ご飯とセットで、ぜひ摂取する食習慣を持ちたいのが梅干しです。
梅干しは、それを、へたに減塩したり、品質の悪い部分をごまかそうとすれば、いろんな添加物が必要となってき
ます。時には、消費者受けをねらって、酸っぱさをわざとぬいて作ったのを、セールスポイントにする商品
も出回っていますが、せっかくの有効成分をわざわざ洗い流して、おまけに、添加物を加えているわけで
すから、それでは、カスになった商品を、わざわざ高く買っているようなもの。
長い年月に渡って、日本人の食を支えてきた梅干しには、疲労回復、殺菌効果、整調効果、カルシウム
の吸収促進効果など、たくさんのメリットがありますので、どうせ食べるのなら、ぜひ、基本に忠実な、
ちゃんとした梅干しを食べましょうね。
幼い子にとっては、この時期多い食中毒を予防し、腸内環境を整えてくれる働きが期待できますよ。
お弁当に梅干しを入れると、腐りにくくなるのは有名なお話しですが、赤ちゃんや幼児は、動物的
本能で、酸っぱい物を避けようとします。つまり、一般的に、酸っぱい物=腐敗と言う感覚が、祖先
から受け継ぐ遺伝子に刻まれているわけです。
だからといって、食べないからとさっさとあきらめてしまえば、もうそこで終わってしまいますが、そ
れでは困ります。生活のしつけ同様に、ねばり強く、食のしつけの一つとして、ママたちが食べさせる
工夫をしてあげてくださいね。
おにぎりに入れるにしても、はじめにそのまま大量に入れても嫌われるだけです。刻んで梅肉状態
にした梅干しを、かつおぶしや塩昆布、とろろ昆布、つくだ煮などと、混ぜてうま味を加えた芯にします。
しかも、はじめのうち、梅干しは ほんの少しだけ使います。だんだんと、芯に混ぜる梅の量を増や
して酸味に慣れさせていくのがコツ。梅の酸味と味になれてから、梅干しだけのおにぎりを作りましょう。
はじめは脇役、だんだん主役。そんな使い方の中で、幼稚園に入る頃までに食べられるようになって
いれば、大きくなった頃に、梅干しのある生活が恋しくなり、きっとお子さんの食生活の大きなプラスにな
ると思いますよ。がんばってくださいね。
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